小田の棚田清流米、販売を始めました!

4. お米と小田を届ける

ここでは手間ひまと愛情が込められた小田のお米づくり。このお米をどんな風に皆様に届けるか、お話ししていこうと思います。

秋に首が垂れ始めた稲。

小さな田んぼプロジェクトの目的

このプロジェクトの目的は、「小田の美味しいお米をより多くの人に届け、小田で田んぼを耕し続けられるようにすること」です。そのために、適正な価格で売り、農家さんの誇りを更に高められたらと想っています。たくさんの人に、小田の棚田でできたお米を知ってもらい、耕す農家の誇りを取り戻し、次世代に小田の里山を届けるプロジェクトです。プロジェクト名は「小さな田んぼ」。小田の米づくりを表す言葉であり、漢字だけを抜き取ると「小田」になる言葉です。

小さな田んぼでできた美味しいお米をみなさんに届けていきます!

小田の農家の誇りがお米

小田の農家にとって、先人たちが積み上げてきた小さな棚田に稲を植え、収穫する。それは自らの食料を確保するためでもあるが、それ以上に田んぼを管理することが、ご近所さんへの礼儀であり先祖代々の田んぼを守ることが生きる誇りでもあるような気がします。土地を守り抜いていくおいちゃんおばちゃんたちの姿はどんな雄弁な言葉よりも多くを語っています。

5月の田植えの様子

美味しさの保証

今回販売するお米の品種はヒノヒカリ。お米は大粒のものが美味しいとされています。今回販売するお米は米粒が通常の1.8mmに比べ、1.95mmの大きさで篩にかけてあるため、大粒のお米を楽しめます。美しい水の恵みをたっぷりと含んだ美味しさを堪能できます。

また、精米したてのお米を真空パックに詰めているため新鮮なまま召し上がることができます。

小田で育った大粒のヒノヒカリを真空パックに詰めました。

味を楽しむ「おにぎり」

また、「小さな田んぼプロジェクト」はお米を売るだけでなく、身近に小田のお米の美味しさを感じてもらえるように、2021年の11月より小田の米を使った「おにぎり」の販売を開始しています。塩にぎりから始め、米本来の美味しさを感じてもらえるような味付けにしています。イベントで地元の方と対面で話すことでお米への想いも語る機会になればと思っています。

販売会の様子
小田の酒米を使った日本酒「媛人(エンド)」
小田のお米を使った日本酒「媛人(エンド)」。下流域五十崎地区の「千代の亀酒造」が製造販売している。
まずはお米の味がわかりやすい塩おにぎりから。

風景も届けるポストカード

今回は小田の棚田の風景の入ったポストカードも同封しています。お米は自分で食べるものでもあり、誰かに届ける贈り物にもなります。家に飾ってもよし、誰かのお便りに使うもよし、小田のお米を写真を通して、景色を届けます。

ポストカードも今後種類を増やしてあらゆる角度から小田を届ける予定です!

お米の販売はこちらから


5/5ページ「小田とプロジェクトのこれから」に続く。

神戸生まれ。2019年から愛媛県小田地区に暮らす。古民家、田舎暮らし、まちづくり、建築などに興味がある。

2件のコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です